カラーコンタクトレンズについて

おしゃれ用カラーソフトコンタクトレンズによる眼障害が、増えています。
もともとカラーコンタクトレンズは、角膜(黒目)や虹彩(茶目)の異常眼に対して、整容や羞明(眩しさ)防止のために開発されたのですが、単なるおしゃれ用のカラーコンタクトレンズが出回るようになりました。

カラーコンタクトレンズが眼障害の原因となるのは、
①コンタクトレンズの素材の問題(通販や雑貨店でも簡単に購入出来るコンタクトレンズの中には、酸素透過率の低い低含水の素材で出来ているものも多く、角膜(黒目)に傷が   入る原因となる)
②コンタクトレンズのデザインの問題(黒目を大きく見せようとするため直径が大きく、角膜上でのコンタクトレンズの動きが少なくなりやすく、角膜が酸素不足になって、障害を起こす)
③コンタクトレンズの色素の問題(カラーコンタクトレンズの色素による表面の凹凸に細菌が接着しやすい。色素の目に対する安全性も問題とされている)

患者さんの中には、「友達のカラーコンタクトレンズをもらって装用したことがある」「今まで、目が痛い時は、カラーコンタクトレンズを外していると治ったが、今回は治らないので来院した」など、おっしゃる方が多くて驚きます。

コンタクトレンズは買い替えることが出来ますが、目は二つしかない。
大事にしてほしいなあ。

加齢と眼精疲労

小学生くらいの年齢の子供で、乱視があっても裸眼視力が良好で、小児の調節力のすごさに驚かされることがあります。
だんだん勉学時間も長くなると、そう頑張りがきかなくなってきますが。

35歳を過ぎた頃から、乱視のメガネをかけると良く見えて楽だ、と言う患者さんが増えてきます。
さらに加齢が進むと、斜視斜位などに対して、プリズム矯正したメガネをかけると楽だ、と言う患者さんも多くなります。
さらに、白内障が始まり、水晶体の柔軟性が失われると、自力では屈折・眼位の矯正がしんどくなり、「見えにくい」「目が疲れる」と言った訴えが増えます。
白内障の術後、視力は回復しても、調節力までは若い頃のように戻りませんから、多くの場合、遠用(遠くを見る)あるいは近用(手もと近くを見る)メガネが必要になります。

眼鏡処方の結果、「ずいぶん楽になった」と喜ばれる患者さんは少なくありません。
PCを使う機会が増えた昨今、そんな患者さんが増えています。