学校保健委員会に出席して

先日、学校医を引き受けている小学校の学校保健委員会で、学童の視力について、話す機会がありました。
学校保健委員会には、内科(小児科)・耳鼻科・歯科・眼科の校医、学校薬剤師、学校長、養護教諭、保健主事、保護者代表(PTA役員)などが出席し、児童の健康について情報や意見を交換します。

私が、30数年前に、初めて学校検診に来た頃には、小学校5,6年で近視の児童がいる、と言う程度でした。
その後、年々、近視になる年齢が低年齢化しつつあります。
4年生で、女児の半分くらいが近視のクラスも珍しくありません。
ゲームに夢中になって、2年生くらいで近視になる児童も増えています。

児童の生活実態調査の結果を見ると、低学年~中学年の75%以上の就寝時刻が9時以降、高学年になると75%以上が10時以降です。
TVやゲームで過ごす時間が、1週間で1時間半以下の日があるのが、2年生で36%、3年生で25%。
4年生以上になると、週の半分以上の日、1時間半以上、TVを観たりゲームをして過ごす。
夜更かしをして、TVやゲームに没頭すれば、近視になっても不思議ではないでしょう。

もっと、戸外で身体を動かして楽しめる時間や場所があれば、と思います。
学校検診と同じく学校保健委員会も、診察室から出て、学童の生活環境を知る貴重な機会です。