遠視について

生まれて間もない赤ちゃんのほとんどは、遠視ですが、身体の成長とともに眼球の直径も伸びて、遠視の度数が緩くなってきます。
遠視の度数が強いと、3歳児検診や就学時検診の頃になっても、遠視のため視力が出にくい場合があります。
放置すると、弱視になったり調節のバランスを崩して内斜視になったりするので、遠視のメガネをかける必要があります。

弱視や斜視にならなくても、「学校で黒板の字が見づらい」疲れる」と訴えて来院される学童期の患者さんで屈折検査の結果、遠視だった、と言うことがよくあります。
遠視のお子さんは、遠視のメガネをかけると、眼精疲労が無くなって、楽になります。
ご両親も遠視で、遠くがよく見えて、メガネをかけずにすごしてきた、と言う場合が多いようです。

「若い頃は遠くまでよく見えていた。40歳頃から老眼用のメガネが必要になったが、加齢とともに、遠くも何だかみえにくくて疲れる」と言う大人の患者さん。
加齢とともに、水晶体の柔軟性が失われ、調節力が低下するのでしょう。
遠視のメガネをかけると、楽になる場合が多いです。近視や乱視が、「見えにくい」「目が疲れやすい」原因だと言うのはご存知の方が多いのですが、遠視も見逃せません。