OCT(光干渉断層計)を導入しました

OCT は、以前は高価で大学病院の眼科くらいにしかなかったのですが、
最近は、画像も良くなり価格も安価になり、開業医でも導入出来る機種が増えてきました。

黄斑部と言うのは、網膜の中で視神経が密集していて、物を見るために最も重要な部分ですが、OCTでは、その黄斑部の断面が観察出来ます。
黄斑部の疾患(黄斑変性、黄斑円孔、黄斑前膜、中心性漿液性網脈絡膜症、糖尿病性黄斑症)の診断には、非常に役に立ちます。

極早期の緑内障の診断には、網膜神経繊維層の厚みなどを測定します。
視神経繊維層の薄い箇所が認められたら、視野検査をお勧めします。

患者さんの負担は、3割負担で600円。
検査中は、しばらく瞬きしないで見つめていなければならないので、「ちょっとつらい」とおっしゃる患者さんもおいでですが。
進行した緑内障で視野異常を自覚して来院される患者さんを診ると、早期発見につながるOCT検査の重要性を痛感します。

医療機械の進歩により、以前ならわからなかった異常が、検出出来るようになりました。
それが良いかどうかはわかりませんが、寿命が伸びている現在、生命ある限りは、視機能も良好であってほしい」と思います。