学童の色覚検査について

以前は小学校1年・4年・中学1年と、義務教育の期間に3回学校で色覚検査を施行していました。

視力検査と同じように学童達が順番に並んでと言うやり方だったため、プライバシーの侵害問題になり「希望者のみ施行」と言うやり方に変わりました。
ところが「希望者のみ」と言うことになると、受けない学童も増え、実際にいざ進学・就職となって職業選択の際に困った!と言うケースが増えて来ました。
そこで最近は、学校側から、保護者に色覚検査の希望の有無を確認し、希望者は個室で一人ずつ検査を受けるというやり方になっています。

色覚異常は治療で治るものではなく生涯において悪化していくものでもありません。
ただ、自身の色覚異常の有無や異常の程度を知っておけば、進路の選択・将来の職業選択の際に参考に出来ます。

例えば、色覚異常の場合は警察官、多数の乗客を乗せる船舶・航空機の操縦士、染色・内装・塗装等の色彩を扱う職業、配線の被覆ビニールの色の判別が必要な電気工事屋さんなどの職業は、避けた方が良いと思われます。医師や理科の教師なども以前より制限は減っていますが、実際に動静脈血や組織標本の色を判別するとか実験時の化学反応の色を判別するなどの場合は難しいこともあります。

学校の色覚検査で色覚異常が疑われた場合は、眼科でさらに詳しい検査を受けて、将来の進路を選ぶ参考にして下さい。