いつの間にか、視野が欠けている(緑内障の怖さ)

中年以降の方で

「車を運転していて、横から出て来る車に気がつかなかった」

「最近、よく車を擦ったりぶつけたりすることが増えた」

と言う症状を訴えて来院される患者さんをお見かけします。

「見えてはいるのだけれど」とおっしゃる通り、中心視力は緑内障がかなり進行するまで保たれていることが多いのですが。
眼底検査をすると、視神経乳頭の陥凹の拡大(視神経の中央の窪みが拡大している)を認めます。
OCTの結果では、視神経繊維層の厚みが減少しています。
視野検査をすると、視野が狭くなったり、暗点(見えない部分)があります。
眼科医は、緑内障の治療を開始して、経過観察を続けます。

日本人の平均寿命が延び、90歳100歳と長生きされる方が増えました。
40代~60代で視野欠損が見つかった患者さんも、出来る限り、生活に不自由なく見え続けて頂けたら、と願います。

「何となく見えにくくなってきた」
「目が疲れる」
「目が重い。うっとうしい」
などの症状があれば、早めに眼科を受診されるよう、おすすめします。