眼精疲労について

「疲れ目の目薬を、薬局で買って点眼しています。」とか、「疲れ目の目薬を下さい。」と言う患者さんが、よくおいでになります。

近視、遠視、乱視などで、ピントが合いにくい。でも、眼鏡で矯正せずに、あるいは、眼鏡の度数が合っていなくて、無理をして見ている。

内斜視、外斜位斜視などの眼位異常がある。でも、自力で調節して、無理をして見ている。

老眼になってきている。でも、裸眼で、あるいは、度のゆるい老眼鏡で、無理をして見ている。

白内障になって、見えにくくなってきた。でも、何とか頑張って無理をして見ている。

空調の効いた部屋で、パソコンの画面を見ながら仕事をしていると、コンタクトレンズが乾燥してきて、目が疲れる。

他にも、「何か目が疲れる」と来院された患者さんの目を検査してみると、「緑内障」や「加齢黄班変性」などが見つかることがあります。

高血圧症や糖尿病などの内科の病気が原因で、眼底検査をしてみると、眼底出血や眼底血管の閉塞などが見つかる場合もあります。

眼精疲労と言うと、すぐビタミンB12(シアノコバラミン)などの目薬を思い浮かべますが、まず、原因を調べることが大切です。

眼の疲れの対処法

「目が疲れる」のには、原因があります。
まず、その原因を探して解決しましょう。

目に異常はありませんか?
近視・遠視・乱視などの屈折異常や老眼(調節障害)、眼位の異常(斜視・斜位)がある。
眼鏡やコンタクトレンズによる適正な矯正がなされていない。
白内障・緑内障・黄斑変性などの目の病気がある。
あるいは、高血圧・糖尿病などの内科疾患があって、眼底出血や眼底血管の閉塞などの異常がある。
いろんな場合が考えられます。
まず、眼科を受診して、相談してみて下さい。

パソコンの仕事が多い人では、机・椅子の高さ、モニター画面のみやすさ、照明の具合、などは大丈夫ですか?

睡眠不足・運動不足で、ストレスがたまっていませんか?

目の体操やツボマッサージ、暖かいタオルをまぶたに載せるなどの方法も、結構が良くなり、
気分転換という意味でも、効果的な場合もあります。
ブルーベリーなどのサプリメントも、試してみるのも良いでしょうが、あまり過剰な効果の期待は
しない方が良いと思われます。

好き嫌い無く何でも食べ、よく眠り、適度な運動をし、健康的な生活を送ることが何よりの対処法です。