コンタクトレンズのケアを!

春になって、花粉や黄砂が飛散するようになりました。
結膜炎をおこしやすい時期であり、コンタクトレンズの汚れを訴える方が増える時期でもあります。
結膜炎のため、目やにが出て、コンタクトレンズが汚れる、そして汚れたまま のコンタクトレンズを使用していると、また結膜炎がひどくなる。
さらに、角膜(黒目)に傷がはいると、痛くてつらいだけでなく、傷から細菌 感染をおこし視力が回復しなくなることもありますので、要注意です。

2週間の使い捨てソフトコンタクトレンズを装用している方、          朝晩、こすり洗いをしていますか?
洗浄保存液を、毎日取り替えていますか?
コンタクトレンズのケースも、ちゃんと洗って、清潔にしていますか?

さらに、
1ヶ月定期交換タイプのソフトコンタクトレンズやI~2年使えるソフト
コンタクトレンズを装用している方、
つけ置きタイプのたんぱく除去を、週1回、やっていますか?
たんぱく除去剤入りの洗浄保存液だけでは、汚れが十分に落ちてい
ないこともあります。

空調のきいた部屋で、パソコンの画面を見る時間が長く、コンタクトレンズが 汚れたり、乾燥しやすい方、
コンタクトレンズのこすり洗いを、朝晩しっかり、やっていますか?
たんぱく除去剤を、使用していますか?
コンタクトレンズの乾きに対しては、「しっとりフィット」などのコンタ   クトレンズ装着液も効果的です。
ハードコンタクトレンズの場合には、メーカーによっては、コンタクトレ ンズの傷や汚れを除去したり、くもりにくいようにコンタクトレンズを研磨修 正することも可能です。

点眼液などの結膜炎の治療も必要ですが、コンタクトレンズのケアを、ちゃん とすることもお忘れなく。

はやり目

最近、流行性角結膜炎が、はやっています。

プール熱とも呼ばれるくらいで、毎年、プールの時期になると、保育園・幼稚 園・学校で、「うつらないように気をつけて下さい」と注意を呼びかけます。
はやりめに罹った人の目やに・涙や排泄物の中に含まれるアデノウイルスが、 他の人の目や口などの粘膜に接触すると、感染します。

感染すると、まず片目が充血、ゴロゴロする、涙、目やに、などの症状が出 て、日増しに、だんだんひどくなってきます。
そのうち反対側の目にも、同じような症状が出ますが、あとからなった目は、 幾分か軽くてすむことが多いようです。
結膜炎の症状が出てから、1週間くらいたつと、少しずつ症状が改善し、2週 間くらいで、ほとんど楽になります。
が、結膜炎がひどく、角膜炎も伴うと、黒目に細かいキズが入り、ゴロゴロす る感じがひどくなり、「目がかすんで、見にくい」、「まぶしい」などの症状 が出て来ます。
この角膜炎の症状は、結膜炎が治ってからも、数週間~数ヶ月続く場合があり ます。

アデノウイルスに対する特効薬はなく、ステロイド点眼液などで症状をやわら げます。

家族や周囲の人達にうつさないよう、 「うっとうしくて、ついさわりたくなるけれど、目にさわらない」
「目にさ わった手で、あちこちさわらない」
「目にさわったら、石けんと流水で、よく 手を洗う」
「タオルを別にするのが面倒なら、テイッシュペーパーやペーパータオルなど で拭いて、使い捨てにする」
「(ウイルスは熱に弱いので)下着は熱湯に浸ける」
「入浴は、最後に入る。 浴槽から出た後、残り湯を沸騰させてから流す」あるいは「浴槽に入らず、 シャワーを浴びるだけにする」など、気を付けて下さい。

咽頭結膜熱とも呼ばれ、風邪のように「発熱」「のどの痛み」「腸炎」などの 症状がでることもあります。いったん罹ると、20数年くらいの免疫が出来るようです。